頭皮のかゆみやニオイは頭皮の老化が原因なのは分かったけど、
髪の毛の変化も頭皮が原因っていうのがまだピンとこないなあ…
頭皮が老化して変化するのは頭皮の表面の部分だけの話ではないんです。
毛穴や皮膚の下の組織、さらにいうと細胞が老化します。
その変化によって生えてくる髪の毛が変化するんです。
え!細胞?!
そんなところも老化してしまうの?
そうなんです。
人間の体は無数の細胞から形成されていて、
その細胞自体も年齢を重ねると変化していくんです。
今日は細胞と老化の関係性、そこからなぜ髪が変化するかをお話ししていきますね。」
目次
加齢による細胞の変化
大前提として、
私たちの体は約60兆個の細胞から形成されています。
まず、細胞内にある私たちが活動するためのエネルギーを作る
「ミトコンドリア」の質が年月をかさねることで低下します。
それにともない、活性酸素を消去する酵素※の量が減少し、
活性酸素の除去が遅くなります。
活性酸素が溜まったままの状態になると、
細胞へ直接的にダメージを受けてしまい、
細胞数の減少や機能の低下が見られるようになります。
この機能が低下することを老化と言います。
※スーパーオキシドディスムターゼ 2(SOD2)
細胞の機能が低下することで、
老化と呼ばれる身体の変化に繋がるのね。
僕たちの身体はすべて、細胞の働きによって形成されているんです。
では、次にその老化と頭皮の関係性についてみてみましょう。
老化と頭皮の関係性
歳をとれば誰でも、顔にシワが出来るなどの変化があるのは当然です。
頭皮や髪の毛も加齢の影響を受けます。
加齢とは活力の低下を招く現象。
なので、頭皮や毛髪も以前よりも元気をなくしていきます。
つまり、頭皮も顔の皮膚と同じように加齢の影響を受けて、髪を生やす活力がなくなります。
毛髪が次第に細くなったり、抜け毛が増え、
保水力が落ちてパサつきやすくなるなどの症状が出てきます。
だから頭皮が老化すると髪が変化するのね。
チリチリする毛が出るのもそのせいなのかしら?
そうなんです。
髪がチリついたりうねるのは、毛穴の状態や栄養素の行き渡り方にも密接に関係しています。
髪がチリチリになる理由
髪がチリチリになったり、うねる理由はいくつか考えられます。
まず頭皮の老化による毛穴の形の変化です。
皮膚が老化することでハリのあった皮膚が縮み、毛穴がいびつになることによって、
そこから生えてくる髪にうねりが生じてしまいます。
これを毛髪のカルボニル化といい、毛髪が空洞化し、
加齢が進み保水力の低下や、軟毛化が進む現象です。
それにより、チリチリした状態で髪が生えてくるようになります。
さらに毛髪に含まれる脂質量が減少し、
この現象を強めてしまうと考えられます。
そして、髪の毛はさまざまな栄養分からタンパク質を合成して作られますが、
加齢が進むと栄養の吸収力が落ち、
髪の毛の原料を充分に確保しにくくなります。
仮に栄養素は充分にあったとしても、歳を取れば視力が衰えるように、
髪の毛の製造力もまた落ちてしまうので、
以前のように若々しい毛髪の製造が出来なくなります。
そのため、形がイビツになってうねり、
栄養や水分量が低下することで乾燥しチリチリした髪になるのです。
髪の変化は頭皮老化が原因ってことがよくわかったわ。
やっぱりそれを防ぐことはできないのかな?」
もちろん、老化を止めることはできませんが、進行速度を緩めたり髪の状態を改善することは可能ですよ。
では、次回は頭皮老化の改善方法についてお話ししますね!
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