こんにちはandgray(アンドグレイ)です
市販の白髪染めを購入して自分で白髪染めをする人はとても多いはずです。
安い白髪染めであれば700円程度で販売していますし、少しランクの高い白髪染めであっても1,000円~1,200円程度で済みますが、なかなか上手に染められないといったデメリットがあるのも確かです。
美容室で白髪染めをしてもらえば仕上がりもきれいですし色持ちも良いですが、ヘアカットとセットで6,000円~9,000円程度が相場なので、かなり経済的負担が大きいですよね。
どちらの方法で染めれば良いか毎回悩む人も多いことでしょう。
しかし、もしも自分自身できれいに染めることができるならば、悩まずに済むはずです。
この記事では、そんな「自宅でできる白髪の上手な染め方」について解説していきたいと思います。
目次
白髪の上手な染め方
最初に、上手に白髪染めをするにはそれなりの手間が掛かることだけ理解しておきましょう。
素早く染めをしたいという人は、やはりそれなりの仕上がりにしかなりません。
きれいな仕上がりを求めるのであれば、ある程度の時間を作り丁寧に作業していく必要があるのです。
それでは、具体的な染め方を挙げていきましょう。
ワセリンなどを使用して色移りを防ぐ
市販の白髪染めでの失敗の1つが、「耳や生え際の皮膚への色移り」です。
耳や生え際の皮膚に色が付いてしまうと、1日~2日は色残りしてしまいます。
必ず耳や生え際にワセリンなどを塗り、色移りを防ぐようにしましょう。
室温と湿度を意識する
白髪染めは冬の時期はなかなか染まりにくい傾向にあります。
理由としては、温度が低いと染まりにくくなるからです。
そのため、きれいに仕上げるにはエアコンやストーブを使いある程度室温を上げておきましょう。
また、湿度も一定以上ある方が好ましいと言われています。
洗面所やお風呂場で染める際は、シャワーを使い湿度を上げてから染めるようにしましょう。
1剤と2剤を混ぜたらすぐに髪に塗る
大抵の白髪染めは1剤と2剤を混ぜて使用する形になっています。
染める力は混ぜて30分程度で大幅に減少していきますので、素早く混ぜて白髪の多い部分から先に染めていきましょう。
丁寧に作業するのももちろん重要ですが、素早く行うことも非常に重要です。
それゆえに、作業前に必ず「塗る順番」を決めておき、効率良く終わらせることを意識しましょう。
白髪染めは多めに付ける
白髪染めは、「次回にとって置ける」という特徴を持った商品が多く、「全部使わずに次回にも使おう」という心理が働いてしまいがちです。
しかし、もしもきれいに染めたいのであれば、ケチらずに多めに使うようにしましょう。
こうすることで薬剤が足りていない部分をなくしムラなく染められるようになります。
根元から毛先までしっかりと薬剤を付けましょう。
キッチンペーパーとラップを使う
できるだけ美容室で染めるようなきれいな仕上がりにしたいならば、キッチンペーパーとラップを使うことをおすすめします。
白髪は髪質が硬く、染めている間に浮いてしまい上手に染まらないこともあります。
これを防ぐために、分け目の左右にカットしたキッチンペーパーを貼り付けます。
例えばティッシュやコットンでも同じような効果を得られるので構いません。
その後、ラップを使い頭全体を巻き、密閉状態を作ります。
こうすることで圧力が掛かり、染め残しのないきれいな仕上がりになるのです。
洗い流す前に揉み込む
一定以上の時間が経ったら、シャワーで洗い流していくわけですが、ここでもひと手間かけましょう
具体的には、「洗い流す前に揉み込む」という作業を行うのです。
ほんの少しお湯で頭を濡らしたら、専用手袋を付けた手で優しく揉み込んでいきます。
時間としては2分程度でOKです。
こうすることで「乳化」をしてムラを防ぎ着色の効果をより高めることが可能となるのです。
このひと手間を行うだけで、仕上がりはかなり違ってくるはずです。
洗い流した後は必ずトリートメントをする
髪の毛の㏗(ペーハー)は弱酸性が理想的です。
しかし、白髪染めを行った後はアルカリ性に近づいてしまう可能性が高くなります。
そうならないためにも、洗い流した後はトリートメントを必ず行い、弱酸性に髪を戻してあげましょう。
弱酸性にできれば、髪のダメージを軽減させ色持ちもかなり良くなります。
まとめ
今回は、「自宅でできる白髪の上手な染め方」について解説してきました。
・ワセリンなどを使用して色移りを防ぐ
・室温と湿度を意識する
・1剤と2剤を混ぜたらすぐに髪に塗る
・白髪染めは多めに付ける
・キッチンペーパーとラップを使う
・洗い流す前に揉み込む
・洗い流した後は必ずトリートメントをする
この7つのポイントをしっかりと意識すれば、市販の白髪染めでもきっときれいに仕上げることができるはずですよ。