皆さんこんにちは
白髪対策&頭皮ケア専門美容室andgray
（アンドグレイ）です。
頭皮のあせもについてこのようなお悩みはありませんか？
「頭皮のあせもって放置していても大丈夫？」
「頭皮のあせもの原因となる病気は？」
「頭皮のあせもの対処法を知りたい」
本記事では、頭皮のあせもについて詳しくご紹介していきます。
目次
頭皮のあせもには要注意
頭皮のあせもはかゆみだけで放っておけばすぐに治る症状のものもありますが、中には頭皮の病気になっている可能性もありますので注意が必要です。
また、軽度なあせものみが症状の場合であっても、かゆみをガマンできずに掻きむしってしまったり、寝ている間に無意識に掻きむしってしまうと、そこからできるキズから細菌などが侵入して頭皮の病気を引き起こす原因にもなりますので、やはり軽度であっても頭皮のあせもを何の対策もせずに放置しておくことは控えるべきでしょう。
頭皮のあせもの原因となる頭皮の病気
頭皮のあせもの原因となる主な頭皮の病気は下記の4つです。
・接触性皮膚炎
・脂漏性湿疹（しろうせいしっしん）
・皮脂欠乏性皮膚炎（乾燥性皮膚炎）
・アトピー性皮膚炎
それぞれの頭皮の病気について詳しくご紹介していきます。
1.接触性皮膚炎
接触皮膚炎は、頭皮に触れたものにアレルギーがあるときに起こるアレルゲン反応によって引き起こされる病気です。
頭皮に直接触れるものは多くはありませんが、主にシャンプー・リンス・コンディショナーなどのヘアケア用品や、ヘアオイル・ヘアワックスなどの整髪料が原因で引き起こされることが多くなります。
また、カラー剤やブリーチ剤などによっても引き起こされる可能性がありますので、パッチテストをしっかりと行うことが大切です。
2.脂漏性湿疹（しろうせいしっしん）
脂漏性皮膚炎は、頭皮に常在している常在菌の中でも、主にマラセチア真菌が、頭皮から分泌される皮脂や汗などをエサにして増殖しすぎてしまうことが原因で頭皮にあせもができてしまう病気です。
頭皮にできたあせもはかゆみをともなう場合が多く、頭皮のベタつきやフケが気になってしまう場合もあります。
3.皮脂欠乏性皮膚炎（乾燥性皮膚炎）
皮脂欠乏性皮膚炎（乾燥性皮膚炎）は、乾燥を防ぐ役割のある皮脂が不足してしまい、頭皮が乾燥してしまうことによる頭皮環境の悪化が原因で引き起こされる病気です。
シャンプーを1日に何度もしてしまっている方や、乾燥肌の方が引き起こしやすいので、頭皮の保湿にも気をつけるといいでしょう。
4.アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、全身の皮膚に起こる可能性のあるもので、時期によって改善と発症を繰り返しながら慢性的にかゆみをともなうあせもに似た湿疹が現れる病気です。
アトピー性皮膚炎は体質が要因になることが多く、皮膚のバリア機能が低下しやすい方やアレルギー反応を起こしやすいという特徴がありますので、慢性的にあせもが出てしまうという方はアトピー性皮膚炎の可能性もあります。
頭皮のあせもの対処法
頭皮のあせもを防ぐための対処法は下記の4つです。
・適切にシャンプーを行う
・生活習慣を改善する
・市販薬を使用する
・医師に相談する
それぞれの対処法について詳しくご紹介していきます。
1.適切にシャンプーを行う
シャンプーは、基本的に1日1回だけ行うようにしましょう。
というのも、シャンプーには皮脂を落とす効果がありますので、1日に何度もシャンプーをしてしまうと頭皮に必要な皮脂までを洗い流してしまう恐れがあるからです。
また、それぞれのシャンプーで洗浄力が異なりますので、頭皮の皮脂によりギトギトしてしまうという方は洗浄力が強めのシャンプーを選び、頭皮が乾燥しがちな方が洗浄力が弱目のシャンプーを選びましょう。
2.生活習慣を改善する
頭皮の健康状態は生活習慣に大きく影響されますので、まずは睡眠時間や食生活を見直すといいでしょう。
例えば、睡眠前にスマホなどをいじって寝る直前までブルーライトを浴びしてしまうと睡眠の質は下がってしまいますし、ファストフードなどの脂質の多い食事ばかり摂っていると過剰に皮脂が分泌されて頭皮環境が悪くなってしまいます。
3.市販薬を使用する
ドラッグストアには頭皮のあせも用の塗り薬がたくさん売られていますので、頭皮にあせもができてしまったら、まずは市販の薬を試してみましょう。
4.医師に相談する
市販薬を使用して数日間様子をみても改善されない場合は、皮膚科に相談してみましょう。
アトピー性皮膚炎など、頭皮の病気の中には医療機関でしか薬が処方されないものもあります。
まとめ
本記事では、頭皮のあせもについて詳しくご紹介していきました。
お伝えした通り、あせもは軽度なものから頭皮の病気から引き起こされるものまでさまざまですので、すべてのあせもを個人で対処していくことは難しいです。
まずは自分で対処してみて、それでも改善されない場合は速やかに医師に相談するといいでしょう。
