and gray.の 頭皮美容学シリーズ〜頭皮エイジング克服までの完全ロードマップ〜vol.5

1.そもそもシャンプーとは？

日々生活していると、当然髪や頭皮に汚れやスタイリング剤、皮脂が溜まってきます。
それらを洗い落として、清潔に保ってくれる役割があるシャンプー。

現代では毎日洗髪する方も多く、日頃の生活の一部となっているため
改めてどんな意味合いがあるか考えたことはないかもしれません。

実は、シャンプーの語源の由来は「champa」。
サンスクリット語で「マッサージ」の意味があります。

「シャンプーする」ときくと「髪の毛を洗うこと」と認識しているかもしてませんが、
洗髪だけでなく頭皮の汚れや皮脂を取り除いて、健康な髪を育むという意味合いが大きいと言えるでしょう。

２．大人女性が気をつけるべきシャンプーの選び方

そのような意味合いがあるものの、ドラッグストアやインターネットなどではさまざまな種類のシャンプーを見かけますよね。

女性用のものはさらに細分化されており、
「オーガニックシャンプー」「ノンシリコンシャンプー」「カラーケア」「ダメージケア」「スカルプシャンプー」など、
多種多様で購入するときに迷われた経験が一度はあるはずです。

特に３０〜６０代の大人女性世代の方は、髪も頭皮も多くの悩みを抱えており、
結局インターネット上の口コミや自己判断で選ばれることもあるでしょう。

ドラッグストアなどで比較的安価で手に入る一般的なシャンプーは、石油系の高い洗浄成分や、
シリコン（シリコーン）などの添加物が含まれる場合があります。

また、頭皮ケアができるものが良いといっても、
男性向けの「メントール」や「炭」入りのシャンプーを乾燥肌や敏感肌の女性が使用する際は、注意が必要です。

必要以上の脂分の取り過ぎや肌への刺激は、悩みを改善するどころか悪化させてしまう可能性もあります。

ですが、薬用シャンプーを使うと髪がパサついてしまったり、
オイルシャンプーは頭皮がベタついてしまったりと、網羅的に悩みの改善ができるシャンプーはそう多くはありません。

3．美容室専売のシャンプーとの違い

美容室専売のシャンプーと、市販品等の比較的安価な一般的なシャンプー。

栄養成分の濃度にも違いがあります。

実は市販品等のシャンプーの約半分は水で作られています。

一方、美容室専売のシャンプーに含まれる水は3割前後なので成分が濃いということです。

成分の濃さが違う事によって泡立ちが最も変化します。
美容室でシャンプーをすると、きめ細やかな泡が立ちますよね。

美容師さんの技だけではなく、使っているシャンプーの違いもあるのです。

きめ細やかな泡は洗髪中の頭皮と髪の摩擦を防ぎ、切れ毛などのダメージの進行を抑制します。

さらに、髪だけでなく頭皮を健やかに保つエイジングケア成分なども含まれており、
髪も艶やかにまとまりながら地肌の悩みの改善も望めるでしょう。

こういった理由から美容室専売のシャンプーが高価になることもあります。

ですが、ホルモンバランスの乱れなどにより乾燥しやすく敏感な肌の状態の大人女性世代。

不足した栄養を補いながら、頭皮と髪をすこやかに保つことが重要です。

4．やっぱり違う、美容室のシャンプー

次の事例は、これまで市販品などの一般的なシャンプーを使われていた方が美容室のシャンプートリートメントの使用でみられた髪の変化です。

サロンのシステムトリートメントや美容師のブローやアイロンは行わず、ドライヤーで乾かすのみ。

大人女性世代の方も、こんな変化がありました。

加齢によるチリチリとした髪もツヤツヤに

※カット施術あり

カラーやアイロンによるダメージがあったロングヘアもストンとまとまる

※カラー・カット施術あり

乾燥によるうねりも潤いを与えてふんわりと

※カット施術あり

注意:実際の施術や髪の状態により効果に個人差があります。

美容室クオリティをおうちでも

「美容室ではいいけど、家ではそうはならない…」

その大きな原因の一つとして、使用しているシャンプーの違いがあると言えるでしょう。

逆をいうと、美容室と同じシャンプーを使えば、美容室クオリティに近づくこともできるのです。

頭皮のかゆみ、乾燥、ベタつき、いたみ。
髪のパサつき、うねり、ごわつき…

年齢を重ねて感じる悩みが、今のヘアケア商品で改善が見られない際は
美容室のシャンプーを一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

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